18時58分、21年の現場をコードに翻訳し始めた

連載「触り始めて9ヶ月の記録」第11話
第10話で書いた「AIが嘘をつかないようにコードを書いた日」(2026年1月26日)から、ちょうど7日後の話。
2026年2月2日、18時58分。
自分は新しいリポジトリを切って、人生で2つ目のプロダクトの初回コミットを打った。
2026-02-02 18:58 Initial commit
このプロダクトの名前は VAC (Value Action Check)。
本業はある外食チェーンの店舗運営で、合計21年。そのうち、店長として毎月やってきた QSC 監査──Q(=料理の品質)・S(=サービス)・C(=クレンリネス、つまり店舗の清潔さ)の評価──を紙のチェックシートで続けてきた期間が、約20年。その作業をコードに翻訳するためのツールだった。
repimemo は「夜の店舗で働く人のための LINE Bot」だった。
VAC は「自分の本業の現場で、自分が20年やってきた仕事のための LINE Bot」だった。
つまり、自分にしか作れないものを、初めて自分の手で作り始めた夜だった。