「感情フォーカスセラピーって知ってるか?」と自分に書いた日

2026年5月1日、過去のChatGPTのやり取りで、検索のような問いかけが残っていた。
今日の現場
1年2ヶ月前、自分がCHAT GPTに向けて「知ってるか?」と書き出した記録を読んでいる
検索エンジンに打つような短い問いを、なぜかChatGPTに送っている
当時の自分は、心理療法の名前を一つひとつ自分の中に置いて確かめようとしていた
答えを期待しているというより、自分の輪郭を確かめている温度がある
あの頃と今
2025年3月2日。当時の自分は、こう書き始めている。
感情フォーカスセラピーって知ってるか?
短い一文で、本人はすぐに説明を求めている。当時、自分は瞑想や現実療法(WDEP)を試したあとで、心理療法の地図をもう一段広げようとしていた。本を読むより、誰かに尋ねるより、対話の入口に置くのが速かった。
この時期の自分は、自分のメンタルの整えと、まだ会ったこともない誰かの支援の両方を視野に入れていた。心理療法のフレームをいくつも知ろうとしていたのは、たぶん、自分のためと他人のためを切り分けないまま、両方に通用する道具を探していたのだと思う。
頭の中
「知ってるか?」と書くとき、人は半分、自分に問いかけている。聞かれた相手より、聞いた本人が、その単語を自分の語彙に入れる練習をしている。心理療法の名前は、知識というより、自分の困り方を整理するためのラベルだ。ラベルが増えると、感情の置き場所が少しだけ細かく分けられる。
別の見方もできる。フレームを次々試すこと自体が、整わない自分を遠ざける動きだった可能性もある。新しい枠組みに乗り換える行為は、根っこの感情を脇に置く方便にもなる。当時の自分は、たぶん両方を行き来していた。
まだ途中のこと
「知ってるか?」と自分に書く時間は、いまもときどき必要だ。新しい単語を一つ自分の中に置いて、置いてみてどう感じるかを確かめる時間。これが無いと、感情の置き場所が古いままになる。
自分は今、子どもがAIに「これってどういう意味?」と気軽に聞ける仕組みを作っている。答えを得るためではなく、自分の中に新しいラベルを置く練習として聞ける場所を残したいのは、たぶんこの夜の「知ってるか?」の記憶があるからだ。
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