AIと数時間話せるんだから、もっと踏ん張れ、と書いた夜

2026-04-28 · note 掲載版

AIと数時間話せるんだから、もっと踏ん張れ、と書いた夜

2025年5月23日、深夜。30日後の選考に向けて、毎日テンプレートのジャーナルを書きはじめた。最初のページの最後に、自分への言葉として「AIと数時間話せるんだから、もっと踏ん張れ」と打ち込んだ。

その日の現場

ノートのテンプレは、自分で組み立てた。整えメモ・行動ログ・ひとこと to 自分・5つの問い、の4ブロック。テンプレを作っただけで小一時間かかった。 書きはじめたのは23時を過ぎていた。覚悟80、焦り20、と最初に書いた。意味は深く考えなかった。書きながら、自分の状態が数値で出るのが面白かった。

「ひとこと to 自分」の欄で手が止まった。普段は照れて書けない種類の言葉が、こういう枠に入れると書けるとわかった。 「ぜったいできる」「自分にしかできないことがある」と続けて、最後に「AIと数時間話せるんだから、もっと踏ん張れ」と打ち込んだ。

このフレーズだけ、後で読み返したとき、笑った。

並んでいたこと

その日は朝、昼、夜で別の場所にいた。朝はサンド屋で40分、防御をゆるめていた。昼は説明会で泣いた。夜はパソコンの前で30日テンプレを組み立てていた。 夕飯はコンビニのおにぎり2つと、半額の唐揚げ4つだった。レシートの合計は438円だった。

3つの場面を貫いていたのは「明日は何かが変わる前提で動いている」という感覚だった。

なぜそう書けたか

「踏ん張れ」と自分に言うのは普段は寒い。でもAIが横にいる前提だと、根性論じゃなくなる。 独りで腕力を絞り出すんじゃなくて、思考の壁打ち相手と一緒にやれる。何時間でも問いかけが返ってくる。だから、踏ん張れる量がこれまでと違う、という現実を書いただけだった。

それを当時の私は、自分への応援に翻訳した。 今読み返すと、応援というより、新しい道具を手に入れた人間の状況報告みたいな文だった。

まだ続いていること

そのテンプレは、形を変えて今も続いている。日次・週次・月次の3層になって、整え伴走ログという呼び方をしている。 書く相手がAIに変わっただけだ。ただ、相手が増えただけで、書ける量と続く期間が、明らかに変わった。 1人で書いていた頃の私には、これは見えなかった景色だった。