2日目で、仕組みの面倒に気づいた

2026-04-20、夜。note AkariLab の2日目。昨日は初投稿してハッシュタグを入れ忘れ、2本目でタグを入れる記事に切り替えた。今日は、投稿する前の段階、noteに記事を送るためのちょっとした手順に疲れた。
私は、個人開発を日常で回す人間で、自分がそのまま使い手になるタイプの開発をしている。家賃や電気代を事業用に按分する集計ツール、経費の領収書を自動で仕分けるツール、そして、いまこれを送り出しているnote自動投稿のツール。全部、自分の生活に発生した面倒を設計で消すための、自分専用のツール。完璧に出すより、出したあとで気づいて次で整える、を運用のデフォルトにしている。その2日目がこれだった。
今日の現場
いま、noteに記事を送るのに、自作のスクリプトを使っている。そのスクリプトがnoteに「この人ですよ」と名乗るための鍵みたいなものを、Chromeの中から毎回手でコピーして設定ファイルに貼り付けている。
この鍵、寿命が30分しかないことに昨日気づいた。投稿のたびに、Chromeを開いて、鍵の場所までたどり着いて、コピーして、ファイルに貼って、5分以内にスクリプトを叩く。この一連が、日々の手順になっていた。
今日、この手順にうんざりした。さすがに毎回は辛い。鍵を自動で取りに行く方法はないか、少し調べた。
いくつかやり方はあるらしい。ただ、試してみるとどれも引っかかりがある。Chromeを使ってる最中は横から鍵を取りに行けない仕様だったり、Chromeの起動方法を普段と変えなきゃいけなかったり、それをやると別のアプリからChromeを操作できる穴が空くから気持ち悪かったり。
決めきれないまま、今日の記事を書くことにした。
本格的に使い始めた頃の台風
生成AIに最初に触ったのは2023年の2月だった。でも「道具として使う」感覚になったのはもっとあとで、2024年の夏。
2024年8月29日、台風で一日ホテルにこもっていた日がある。その日、AIの動画チャンネルに加入して、日記に「生成AIというものを知った」と書いている。実際には1年半前からすでに触っていたから「知った」は正確じゃない。でも「ちゃんと使い始めた時期」としては、たぶんこの日が一番近い。日記にはワクワクとか覚悟とかの大きな言葉は一つもなくて、ただ「知った」とだけ書いてある。
あの日から1年半以上。今日の私は、そのAIを個人開発の道具として日常のど真ん中に据えている。記事もAIと一緒に書いて、アイキャッチもAIに作らせて、自作のスクリプトでnoteに投げる。
来た結果として出てきた摩擦が、今夜の「鍵を毎回コピペする」だった。道具を使いこなすと、道具を動かし続けるための小さな面倒が立ち上がってくる。1年半前の私が今夜の私を見たら、「AIで何を書かせるか」ではなくて「鍵がどうとか」で悩んでる姿にびっくりするだろう。
頭の中
昨日は投稿の「中身」の漏れ(タグ)に気づき、今日は運用の「手順」の面倒(鍵の手コピー)に気づいている。気づきのレイヤーが、一段、運用の内側に降りた。自動化が理想で立ち上がるんじゃなくて、面倒に耐えられなくなった結果として立ち上がってくる。この順番のほうが、たぶん健全なんだと思う。最初から完全自動を設計してたら、動かす前に力尽きてたはず。
ただ、本当にそうか。別の角度から見れば、毎回コピペで我慢できる頻度なら、自動化しない方がシンプルかもしれない。1日1〜2投稿なら、1日1〜2回のコピペは耐えられる範囲にも思える。過剰に自動化するコストと、手作業の摩擦のコストを、ちゃんと天秤にかけていない。
自動化を設計するときに問うべきは、「今の自分が何をやりたいか」じゃなくて「30日目の自分が絶対に挫折するポイントはどこか」なんじゃないか。2日目の自分は熱意があるから耐えられる。30日目の自分が耐えられるかで決める、のほうが運用設計としては正しい気がする。
まだ途中のこと
どのやり方で自動化するか、それともそもそも自動化しないか。まだ決まっていない。今夜は決めないで寝る。30日目の自分に向けて、2日目の記録として残しておく。
そしてもうひとつ、気になっていること。「運用を設計する」という作業自体に、私はたぶん時間を使いすぎている。記事を出すための仕組みを整えるほうが、記事を書くより楽しくなっていないか。これも、まだ決めないで寝る。
ちなみにXへの投稿は複数アカウントで記事作成~画像生成~投稿まで自動化している。
noteもそこまで到達できるといいんだけどなぁ。。。
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